各地での開催情報です(一部、終了しております)
あきらめない  
〜非戦リーディング2003〜
 
第一部 二次大戦後の世界       
暴力は暴力を、戦いは戦いを、生む

第二部 戦火の子どもたち       
なぜ?どうして?私たち、何か悪いことをしたの?
 
構成・演出 二階堂まり 川本かず子  
構成補   小森昌子  
出演     
川本かず子 小森昌子 二階堂まり          めぐろあや 斉藤由利子(ギター)  
音響     新倉恒章  
協力   yukipillow  
日時    11月30日(日)14時開演・17時開演  場所    コミュユニティーカフェ「ひなたぼっこ」            〒273−0005
        千葉県船橋市本町4−31−23
        石国ビル1F         
047−426−8825         
JR線 京成線 船橋駅 徒歩7分  

入場料  \500(ソフトドリンク・クッキー付き)  
主催・制作 A Piece of  Peace   
連絡先 090−7240−2695        
     090−9819−2221
「ひなたぼっこ」とは・・・
障害のある人もない人も共に働くカフェで、A Piece of  Peace の代表、二階堂まりの大学時代の友人が長男が自閉症だったことか ら20年程前に統合教育を目指す運動を始め、その延長線上で二年前、つくったもので す。
***上屋久町(鹿児島県屋久島)***

タイトル:「わたしはあきらめない」
開催日時:2003年4月5日 
午前10時から11時30分 
場所:上屋久町(屋久島)
団体:おはなしグループ「花」
その他特記事項:グループのメンバー内で開催
問い合わせ先:
junjun-m@athena.ocn.ne.jp(松本淳子)
上演経緯:
 このリーディングは公開でやったものではなく、人形芝居グループの例会でメンバーの中で行ったものです。参加人数は大人8名でした。  その時の、メンバー全員の感想は「・・・こんなこと知らなかった・・・・・・」ということでした。  またリーディングをしていて、子ども達の過酷な境遇の辺りにくると声が詰まって読めなくなってしまったのは、全員が子どもを持つ親だからなのでしょうか。  この「知らなかった・・・・・・」の言葉の本質を探りあてる作業がわたし達のこれからの課題です。
***大阪***

タイトル:「あきらめへん」2003.4.12
開催日時:2003年4月12日
PM7:00?9:00
場所:谷町劇場
台本:斎藤憐、B.ブレヒトの詩他(市川明訳)
演出・構成:堀江ひろゆき
その他:呼びかけ人(115名)、
参加者(110名)、
出演者(48名)
上演経緯:
 2月28日の東京での集会に刺激を受け、大阪でも何とか「イラク攻撃阻止」の演劇人のアピール集会を持ちたいと思っていた3月20日に開戦となり、誰かが手を挙げないかと待っていた私たちの甘さは打ち砕かれました。直ちに堀江、清原の二名で日程調整をしてアピール文章を作成、「呼びかけ人」募集をはかった所、誰もが待ち望んでいたのか、短期間にもかかわらず、藤本義一氏等115名の人が賛同してくれ、米国のイラク攻撃に対する怒りの声が寄せられました。刻々と情況が進む中で、当日に何人集まるか自信が無かったのですが、110名の人が参加してくれました。朝日新聞を見て参加した人、東京に行けず大阪に参加してきた人、新劇、小劇場、俳優、演出家、評論家、学者、劇場のオーナー等々、今までにない、演劇に関わる人々が結集し、いっしょに反対をアピールすることができました。特に関西の場合、新劇と小劇場の流れが交わることなく進んで来ただけに、いっしょに取り組めたことは画期的なことです。80代から20代の演劇人が朗読を競い合い、緊張感のあるセレモニーになり、最後にこの集会で終わることなく、今後も事務局を残し、情況を見守って行くことを誓い合って終えることができました。
***名古屋***

タイトル:
「ひまわりホール戯曲講座発表会」
にて抜粋朗読

日時:平成15年4月24日
場所:損保ジャパンひまわりホール
上演経緯:
 この戯曲講座の講師を「はせひろいち」「佃典彦」両氏が務めた。発表会の上演形態がリーデイングであったので、主催者のひまわりホール中氏に「あきらめない」朗読に賛同してもらい当日、はせ、佃、麻創の三名により朗読した。抜粋個所は、[ブッシュ大統領へ」「小泉純一郎首相への手紙」。会場には70名ほどの観客。かなりの反響があった。
***荻窪(東京都)***

タイトル:今、戦火の子供達
開催日時:2003年4月27日(日)
場所:都立荻窪高等学校
団体名:定時制高校演劇部有志、卒業生有志
料金:無料
問い合わせ先:都立荻窪高等学校定時制
TEL:03-3392-6436 FAX:03-3398-3284
上演経緯:  都立高校定時制(足立、北野、江北、町田、荻窪)の演劇部有志、卒業生有志が集まり、一教室にて、第二部のリーディングをしました。  この台本の第二部での証言をしていた子供たちは、私たちと同時代に生まれ、育った人たちであることに重点を置き、そこから生まれる戦争への恐怖や残酷さを伝えたいと思い、セリフと説明文に分けた、簡単な読み合いとなりましたが、上演いたしました。  大きな成長になりました。ありがとうございました。
***草津(滋賀県)***

タイトル:
朗読劇 
「あきらめない -演劇は非戦の力-」

開催日時:2003/5/25(日)
14:00開演
場所:草津市立市民交流プラザ大会議室(JR南草津駅すぐ)
団体名:戦争に反対する湖国演劇人の会
料金:無料
構成・作曲:稲山訓央
出演:宇野健太・奥田敦子・草凪星丸・長田容幸・西村敏雄・西村瑞希・早川直子・堀江愛美・益田喬・宮川里美・山本若菜・稲山訓央
問い合わせ先:Enfance Finie     
TEL/FAX 077-566-0833     
E-mail ef@mbi.nifty.com
上演経緯:
 「イラク攻撃と有事法制に反対する演劇人の会」の全国の演劇人への呼びかけに触発され、滋賀に住む演劇人としてできる限りの事をしたいとEnfance Finie主宰の稲山訓央・西村敏雄を呼びかけ人として県内の諸劇団に呼びかける。Enfance Finie・Ocean Crew・enjoypeople等の協力を得、結果、劇団の枠を超え12名のキャストで上演する事になった。台本にある詩篇については、稲山訓央がアカペラの歌曲もしくは合唱曲として作曲した。舞台は人間の声、のこぎり、オートハープのみのシンプルな構成であるが、それだけに研ぎ澄まされた訴求力の大きな公演となった。
***静岡***

タイトル:
「平和のための戦争なんて・・・。」
…舞台人からのメッセージin静岡…


開催日時:2003年5月28日(水)
午後7時〜
場所:サールナートホール
料金:無料
出演:  
朗読:都築はじめ・佐藤剛史・四季妙雅・岡康史・豊田眞梨子・神谷由紀子・天野沙恵里  
歌:大島優美子・ヴォーカルスタジオ,猫の手  
ピアノ:杉本菜穂美  
ゲスト:志賀廣太郎(俳優)・北村魚(俳優)・岡崎悦子(ピアニスト)  
声の応援出演:渡辺えり子
協力賛同:堀池高彰(静岡県演劇協会理事) ・トーマス・オマリー(劇作家)
問い合わせ先:大島優美子  
住所 〒422-8031静岡県静岡市有明町1-4-51  
電話&FAX 054-281-9636  
Email fankyjuice@yahoo.co.jp
上演経緯:
 ここ静岡でも、イラクへの攻撃が現実味を帯びた頃から、「その攻撃を何とか止めたい、そのために何か行動した い」と考える人は多勢いたと思います。私は自分の武器である歌→舞台表現でその考えを実行できないかと思い、ネットでいろいろ探していたところ、2・28と4・5の東京でのアクションを知り、更に公開された台本と出会いまし た。その時点、3月25日に静岡の演劇人にその台本をメールで送り、一緒に行動を起こそう、と声を掛け4人が始 めの一歩を踏み出しました。4月2日には、5・28という日時、サールナートという響きの良い265人のキャパ のホールで行なうことも決定しました。  4・5のアクションに参加した私は、東京で上演されたものを三分の一カットし、その分歌を織り交ぜるのが良い のではと提案し、林光、武満徹などの歌13曲を挿入したリーディングドラマコンサートなるものが誕生しました。  このアクションは、PAを使わず、語り手女4人、男5人、歌い手34人(ソロ6曲、デュオ2曲、小コーラス2 曲、中コーラ3曲)ピアノの弾き手2人で行なわれます。  4月10日にバクダッド陥落の報道があり、5月の末はどうなっているか分からない、4月5日時点の台本では現 実とずれてしまうのでは、という議論もありましたが、当日には5・28近辺のイラク、日本、世界の状況を伝え、 リーディングは4月5日現在のものであると述べてから始めることで、当初の計画通り実行することになりました。
***横浜(神奈川県)***

横浜演劇計画SPECIAL
「横浜をめぐる演劇の冒険」

タイトル:
「ピース・リーディング
-イラクの、そして世界の子供たちのために-」

開催日時:2003年5月31日(土曜日) 場所:横浜・赤レンガ倉庫1号館
団体名:横浜演劇計画
料金:2,000円(収益金は全て戦災に遭ったイラクの子供達と平和の為に寄付)
問い合わせ先:横浜演劇計画 
090-3471-4227
上演経緯:
 横浜の経済人達が支える横浜チャリティ・コミュニケーションズが、赤レンガ倉庫でのイベントを開催するにあたり、2002年度より横浜演劇発信を企図して起動した横浜演劇計画を招致。日本演出者協会、日本劇作家協会の協力も得て開催を決定。  発起人代表の大西一郎(ネオゼネレイター・プロジェクト)と、新宿での上演で中心になって活動した丸尾聡(世の中と演劇するオフィスプロジェクトM)とが、主宰者のチャリティ趣旨と開港の地・横浜から平和への意思発信を考え、横浜での上演を発案、上演を決定した。
***飯田(長野県)***

タイトル:
『戦火に傷ついた子供たちへのレクイエム
-朗読と音楽による祝祭空間-』

開催日時:6月2日(月)
午後6時会場、7時開演 雨天の場合6月11日(水)同時繰延
場所:長野県飯田市かざこし子どもの森公園内 風の広場
主催:子どもたちへのレクイエム実行委員会
共催:テロにも戦争にも反対する飯田下伊那市民の会 
料金:当日¥1,800 前売¥1,500 
父兄同伴の13歳未満は無料
問合先:事務局(ArtCommunication ABRAXAS内)中川賢俊 
HANDY 090/6792/5801
abraxasmagazine@hotmail.com
上演経緯:
 一昨年の9.11直後に私たちは「テロにも戦争にも反対する飯田下伊那市民の会」を立ち上げ、長野県内各地の戦争反対の市民グループと連携しながら、いろいろな活動をしてきました。活動の基本に据えてきたことが、二点あります。 1)疑問・悲しみ・怒り・不安etc.心の中にあることを自分の言葉で語りあえる場をつくること。 2)知ること、判ること、進めること。  飯田では毎月1回、市民によるピースウォークがあります。三月は世界中の反戦の動きに呼応して八日にやりました。これまでの五倍以上の約百人の市民が集まりました。飯田人口百人は、東京人口に換算すると五千人になります。でも戦争準備はどんどん進んでいきます。小泉首相は頼まれる前から米国支援を宣言して何一つ憚りません。  「もし戦争がはじまったら集まろう!」と呼掛け集会届けを毎日警察に出し続けました。そして三月二十日、とうとう始まってしまいました。それでも毎晩集まって一週間、キャンドル集会を続けました。  こんな流れの中で紀伊国屋で「あきらめない 演劇は非戦の力」が上演されることを知りました。残念ながら新宿まで駆けつけることはできませんでしたが、TVニュースで舞台を拝見し、「凄い! これだ!」と直感しました。けれど統一地方選挙が控えていました。27日の統一地方選挙が終わるまで身動きできませんでした。そいうわけで私たちはまだ動き出したばかりです。  他地域の取り組みは演劇部だったり劇団だったりと聞いています。私たちの構想では中心の朗読は一般市民です。朗読を地元のプロ・ミュジシャンが支え、造形作家が盛り上げるというコラボレーションと捉えています。全国各地のみなさん、1億2千万人の日本人の思いの起爆剤になりましょう!